日本包括歯科臨床学会認定歯科技工士について

本学会は2018年より「認定歯科技工士資格制度」を発足させました。包括的な視点を常に持ち、炎症(Inflammation)と力(force)から起こる顎口腔系への病態に対して、 臨床的に深い知識と経験を有する歯科技工士の輩出を目的としています。


日本包括歯科臨床学会認定歯科技工士制度規程

(目的)
第1条
本制度は、包括的な視点を持ち、広い学識と高度な技術を有する歯科技工士の養成を図り、歯科医学の発展と向上並びに国民の福祉に貢献することを目的とする。

(認定)
第2条
前条の目的を達成するために,日本包括歯科臨床学会(以下「学会」という)は日本包括歯科臨床学会認定歯科技工士制度(以下「認定歯科技工士制度」という)を設け,実施に必要な事業を行う.

(認定委員会)
第3条
認定歯科技工士制度に必要な事項を審議するために認定委員会を置く。
第4条
認定委員会は、学会長が指名する若干名をもって構成する。
第5条
認定委員会は、認定歯科技工士申請者に対して認定試験を行い、その合否を決定する。
(認定試験は日本包括歯科臨床学会・認定技工士施行細則を参考のこと。)

(認定技工士の申請資格)
第6条
認定技工士を申請する者は、申請時に下記の各号全てに該当することを要する
(1)歯科技工士の免許を有すること。 (2)包括学会技工士支部に入会を必須とする。 (3)1年以上継続して会員であること。(認定資格申請期間を含む) (4)本学会学術大会に1回以上、かつJACD例会または各支部咬合療法研究会例会または技工士部開催のセミナー・例会に1回以上参加していること。または認定ポイントを50単位以上取得していること。(認定資格申請期間を含む)
日本包括歯科臨床学会学会誌への投稿を経たものは認定歯科技工士試験を免除する。

~~認定歯科技工士試験を受けられる方へ~~

(1)~(4)までの各号に該当していることを確認したうえで、認定試験申し込み用紙に必要事項を記入の上、事務局まで申請をお願い致します。


包括歯科臨床学会認定医、及び認定歯科技工士ポイントについて

【各種単位】
1、発表・講演
日本包括歯科臨床学会学術大会・総会発表  30単位(以下p)
日本包括歯科臨床学会学術大会・総会座長  15p
咬合療法支部例会発表  20p
JACD例会発表  20p
Dr&DT共同発表 第二演者  20×1/2p(10p)
ポスター展示  20p
ポスター展示(Dr&DT共同) 各20p
2、論文投稿
日本包括歯科臨床学会誌  60p
認定医、認定技工士共著 各60p
3、学会参加
日本包括歯科臨床学会学術大会・総会参加  15p
咬合療法支部例会参加   5p
JACD例会参加   5p
※スタディグループ筒井塾兼用のICカードを用い、学術大会や例会の参加ポイントは各会場にて手続きを行ってください。(ICレコーダーを各会場に用意)

※認定試験申し込み用紙 → PDF word
※認定更新申請用紙 → PDF word
日本包括歯科臨床学会事務局
住所:〒112-0014  東京都文京区関口1-45-15 日火江戸川橋ビル第1-104
TEL:03-6826-8099 FAX:03-3269-8372 E-mail:jimu@22i.gr.jp


日本包括歯科臨床学会・認定技工士制度施行細則

第一章 総則
筒井塾卒後勉強会としての本分を全うし、本会の趣旨・理論を実践・継承することを目的とする。
「認定技工士の資格を得る」ということは、ただ機械的に同じものを作ればよいのではなく、咬合論や矯正治療の方向性を十分に理解し、「生体が治癒に向かうため、何の目的のために今この装置を作っている」ことを理解した上で作製する。
また、認定技工士は総会や支部での発表等に積極的に参加する事。

第二章 認定資格申請の手続
1.日本包括歯科臨床学会として、以下の3つの認定技工士制度を発足する。 1.歯冠修復認定技工士 2.ティーアライナー認定技工士 3.床矯正・スプリント認定技工士
2.資格
○認定技工士 毎年、日本包括歯科臨床学会総会・開催時役員会並びに会長の更新の承認を必要とする。異議申し立てや辞意がなければ自動更新とする。 更新を承認しない者が5名以上ある場合、全体の半数以上の否決によって資格が取り消される。 ○5年毎に認定技工士70単位を取得すること。
各分野の制度の責任を第4条「認定委員会は、学会長が指名する若干名をもって構成する。」で現在は、増田・河原・田代が担当する。
資格の条件 1.(認定技工士の申請資格)第6条を参考のこと。 2. 当学会認定研究会の関連する技工コースを受講すること。 2. 当学会認定研究会の関連する技工コースを受講すること。
3.各技工コース(歯冠修復・ティーアライナー・床矯正・スプリント)を基本的に受講の事。 規定そのものは、各分野に多少の相違があることから、後記を参考にする事
認定技工士は技工士個人を対象にする場合と、勤務している施設と一対の場合とがあるので、希望を申し出る。認定書には基本的に、施設名と個人名を記載する。
後者の場合、退職する時は次の認定技工士を育て、会長より後継者の承認を得る。その場合は講義だけの講習会受講で構わない。 また、後者の場合、退社時の無断での仕事の持ち出し(退職時点)は避け、前職場の承認を得ること。 モラルを重んじ、それに反する場合は資格を取り消す。併せて、資格取得に有した費用を前職場に返却しなければならない。

検定費用
10,000円、指導料 後記
検定申し込み
歯冠修復認定技工士
年1回(2. 日本包括歯科臨床学会総会時)の検定試験を実施する。
検定一カ月前までに、下記住所までその意思を通知する事。

・申し込み先
(株)カロス 増田長次郎
〒672-8064 姫路市飾磨区細江120
Tel: 079-243-1182 Fax: 079-243-1181
他二つの認定技工士については随時受け付ける

・申し込み先
ティーアライナー認定技工士
カワデン Kawahara Dental Works 河原一之
〒672-8031 兵庫県姫路市飾磨区妻鹿338-13
Tel:079-287-9454 Fex:079-287-9454

床矯正・スプリント認定技工士
田代歯科技工所 田代孝久
〒806-0022 福岡県北九州市八幡西区藤田2丁目4-1
Tel: 093-621-5287 Fax: 093-621-5287

第三章 検定方法
●歯冠修復認定技工士
• 包括学会技工士部に入会を必携とする。 • 基本的に、担当技工士の行なう歯冠修復実習コースを受講のこと • 論文や講演で活動している者は、論文・写真などを送付し、歯冠修復実習コースを受けなくても、下記検定試験合格後、認定技工士の資格を得ることが出来る。
検定試験内容
• 臨床ケース 5症例以上・修復歯20歯以上(バランス良く、前歯・臼歯を含む)材質・種類は問わない • 模型作り(咬合器装着を含む) • 機能的咬合面形態の鋳造冠・ハイブリットレジン冠・ポーセレン冠など最終まで仕上げる • 模型を読む(干渉箇所をマークし、リシェイピング箇所を明確にする) • 事前指導の希望者は、増田が行う
(事前指導料金 増田の歯冠修復コースの受講者は無料、未受講者は30,000円)
認定技工士の評価
日本包括歯科臨床学会総会、並びに日本包括歯科臨床学会・技工士部総会の年2回、筒井・増田(現段階では2名、以降は認定技工士が審査員に加わる) による診査を行い、及第点を取得すれば認定技工士となる。

更 新
• 5年ごとの更新とし、日本包括歯科臨床学会(総会、および咬合療法研究・JACD各支部会、以下日本包括歯科臨床学会)にて4回以上参加しその中で講演もしくは、総会にて製作物を展示する • 2症例以上7歯以上の修復物を製作展示し、評価を受ける • 5年毎に認定技工士は70単位を取得すること。
●ティーアライナー
• 包括学会技工士部に入会を必携とする。 • 「担当技工士のティーアライナー製作実習コース」を受講のこと。 • 咬合あるいは矯正の講習会を受講したほうがよい(希望) • ティーアライナー実習コース受講後、製作物が臨床的に満足出来ると担当技工士が判断した後、認定委員会に推挙する(指導を希望する者は指導料30,000円) • 認定委員会の臨床例を作製(例数は決めていない) • 満足ゆく結果を残せた時点で認定となる
更 新
時々、認定委員会の臨床例を送る。
5年毎に認定技工士70単位を取得すること。

●床矯正装置・スプリント
• 包括学会技工士部に入会を必携とする。 • 「担当技工士の筒井式床矯正・スプリント作製実習コース」を受講のこと。 • 筒井式床矯正・スプリント作製実習コース受講後、以下の床矯正装置、スプリントを作製し、担当技工士に提出(指導を希望する者は指導料30,000円) o スプリント • スタビリゼイション型S • 改良アムステルダム型S • アムステルダム型ミニS o 床矯正装置 • リテーナー • FKO • Expansion • ホールディングアーチ • 臨床的に満足出来ると担当技工士が判断した後、認定委員会に推挙 • 認定委員会の臨床例を作製(例数は決めていない) • 満足ゆく結果を残せた時点で認定となる
更 新
時々、認定委員会の臨床例を送る。
5年毎に認定技工士は70単位を取得すること。

第四章 『認定技工士』取得
認定技工士の承認後、包括学会の中で公報する。日本包括歯科臨床学会総会時に承認を得て、その後、認定書を総会時に贈呈する。会としての各認定技工士用の指示書を作製予定。
日本包括歯科臨床学会のホームページにて、認定技工士であることを掲載する。